ぬか床に入れる唐辛子。
一般的にぬか床を作るのに入っている有名な材料です。
ではそもそもなんのために唐辛子入れるかご存知でしょうか?
唐辛子の効果に期待できるのは下記の2点です。
1.防虫効果
よく防腐効果があると言われていますが、唐辛子の辛味成分のカプサイシンにバクテリアや細菌・カビに対する効果は確認できていません。その代わり、防虫効果は経験則として確認されています。
米びつに唐辛子を入れておくと虫が寄ってこないことでよく知られています。
2.味を引き締める
カプサイシンの辛味成分が、糠漬け全体の味を引き締めより美味しく感じられます。
また辛味成分が食欲を刺激して、食欲がない時でも無理せず食べることができます。
唐辛子を入れる量は、米ぬか1kgに対して2本~3本程度が適量です。
・輪切り唐辛子など、刻んであると辛味がより引き立つのでピリ辛が好みの人におすすめです。
・そのまま唐辛子の形のまま入れると辛味を抑えつつも防虫効果は発揮されるので、辛い物が苦手な人にはこちらをおすすめします。
ぬか床に入れた唐辛子は、基本的に取り出す必要がありません。
ぬか床を混ぜていて、唐辛子の姿が見えなくなってきたら、追加で唐辛子を入れると効果があります。
ぬか床を混ぜていて、唐辛子の姿が見えなくなってきたら、追加で唐辛子を入れると効果があります。