漬けたぬか漬けが酸っぱくて食べづらい・・・
皆様も経験ありませんか?
ぬか漬けが酸っぱくなる原因はいくつかあります。
ここではぬか漬けが酸っぱくなってしまった時の対処法をお教えします。
ポイント
酸味が強く感じる、ほとんどの原因は塩分不足です。
漬けても酸っぱくなってしまうぬか床の戻しかた
どうしても漬けたぬか漬けが酸っぱくなってしまうぬか床は、毎日1~2回、ぬか床の上下を入れ替えるように丁寧に底からしっかりとかき混ぜてください。
この作業は1週間程度、続けておこなってください。
酸っぱくなる原因の乳酸菌は酸素が少ない環境を好むため、かき混ぜが足らないとどんどん増殖して、酸味のもとになる乳酸を多く作り出してしまいます。
このときにぬか床の塩分も確認するようにしてください。
ぬか床の塩分を確認するには?
お手元にあるぬか床のぬかをひとつまみつまんで、自分の舌で塩分を確かめてください。
塩気が感じられるくらいが適正塩分です。
- 冷蔵庫保管した時のぬか床の塩分 7%~10%
- 常温で保管した時のぬか床の塩分 15%
【酸っぱくなってしまう原因】ぬか床の塩分不足
ぬか漬けを作り続けていると野菜から出る水分がぬか床に移行して、だんだんとぬか床の塩分が薄くなります。
このまま放置するとぬか床の塩分が不足して、乳酸菌が活発になりぬか床が酸っぱくなってしまいます。
この状態で野菜を入れると、漬けた野菜の酸味が強く感じられます。
必ず野菜を入れる時は、ひとつまみの塩をぬか床に入れて塩分を補給してあげてください。
【酸っぱくなってしまう原因】ぬか床をかき混ぜていなかった
ぬか床はかき混ぜることにより新鮮な空気を取り入れ、全体的に菌活動が正常に働きます。
混ぜるお手入れをやまてしまうと乳酸菌が過剰発酵してすっぱいぬか床になってしまいます。
冷蔵庫管理であれば3日に一度くらいは全体的に空気を取り込むように混ぜてあげると正常に保たれます。
ぬか床が冷たく感じるときはおしゃもじなど代用して混ぜてあげると簡単です。
常温管理の場合は季節や温度にもよりますが毎日かき混ぜてあげてください。
ぬか床をかき混ぜていなかった時の対処法
【酸っぱくなってしまう原因】ぬか床の水分量が多くなりすぎた
ぬか漬けを漬けた後、ぬか床が水っぽくなった経験はありませんか?
野菜からぬか床へ水分が移行するので、ぬか床の水分が過剰に増えてしまいます。
そのままにしておくと乳酸菌が過剰発酵してぬか漬けが酸っぱくなります。
こまめにキッチンペーパーなどで水分を取り除いてください。
ぬか床の水分量が多くなりすぎた時の対処法
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